2008年11月1日土曜日

日本農業新聞 :和牛肉 輸出、前年の3倍 国内低迷、海外富裕層に的

国産牛肉は高すぎて国内ではなかなか売れないので、今後は海外のお金持ちに売るとのこと。なかなかいいことだと思う:
日本農業新聞 - 輸出、前年の3倍 国内低迷、富裕層に的/和牛肉: "景気後退で牛肉の国内消費が低迷する中、新たな販路として海外の富裕層に高級和牛肉を輸出する動きが強まってきた。財務省の貿易統計によると、2008年度上期(4〜9月)の輸出量は290トンで前年同期の約3倍。国内相場を上回る有利販売を狙って、新規参入を目指す企業や団体も目立つ。ただ、最近の株安・円高による影響を懸念する声も関係者から出始めた。貿易統計によると、輸出単価(冷蔵品)は平均1キロ8000円前後。"
自民党政府のバラマキ政策のおかげでニッポンの都市住民はすっかりビンボーになってしまい、ダイヤモンド的に高価な国産牛肉を買うことが出来なくなったのだ。そして今までさんざん貢がされてきた国内の牛肉生産者からも相手にされなくなってしまった。

たいへん結構な戦略だと思う。ボッたくるのは海外のアホなお金持ちからにして欲しい。そして、ニッポン国民が安い輸入牛肉を腹一杯食べるのを、保護関税なんかで邪魔しないで欲しい。

たしか、メキシコなんかは主食のトウモロコシはほとんど輸入だが、果物なんかを輸出しているのでメキシコ農業産品の貿易収支はトータルで黒字だったはず。日本の農業も貿易収支の黒字化を目指せ! せめて自分で使う石油輸入代金ぐらいの外貨を稼げ!

0 件のコメント: